【DV/暴力】治したいと本気で検討する人へ、暴力で全てを失った私が徹底解説します

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こんにちは!筆者のもぐた(@mogupuchi_home)です!

 

いよいよ赤裸々に綴るべき時が来たなって思います。

何かの責任感でそう思った私は自分の実体験を交えて【課題:暴力が絶対ダメだと感じてない人へ向けて】書きたいと思います。

 

結論から申し上げると、暴力に逃げているようでは最終的に一番大切な人・物を失います。絶対に後悔します。

だからこそ、その現実が訪れる前に逃げずに戦ってほしい。私は今立ち向かっている。その同志になって下さい。

 

 

私の癖は『物に当たる』

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私は思春期辺り、実家が家庭崩壊(父・浮気なう、母・うつ病なう、姉・帰ってこないなう)だった為、酷く荒れていました。

髪の毛は金髪、夜は帰らない、家族に対して顔を合わせたくないという頃。

 

しかしそんな中でも家族に会ってしまう日はあって、浮気性で母を鬱にさせた最低だった父が許せなくて何度もぶつかりました。

全力でぶつかってみるものの、力で圧倒され権力で圧倒され負けてばかりの自分が悔しくて悔しくてたまらなかった。

 

今すぐ家を出て行け。一人で生きて行け

お母さんを連れて出れるもんなら出てみろ。学生のお前じゃ一人食べて行くことさえできない

 

中学生〜高校生だった私の無力さを感じさせる言葉ばかり浴びて、自分が何も救えない無能だと感じて居ました。

 

その頃から私はどうしようもない、誰にも伝えることができない怒りを、物にぶつけることでしか発散できなくなっていました。

 

鏡を割り、勉強机を10メートル近く投げ、硬くて壊れないと分かっている壁に何度も拳で殴り、時には自分の体を掻きむしったり殴ったりして痛めつけてみたり。

 

その当時は父と離れればやらなくなる癖だよね……くらいな安易な考えでした。

 

 

自然と消えるはずだった『物に当たる癖』

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時は経ち、大人になり、26歳の頃にブログ開設当初によく出て来た元パートナーと一緒に暮らすことになりました。

初めて家を出て二人暮らし。付き合って1年未満だったこともあり、胸は高まる一方で楽しいことしか思い浮かばなかった私。

 

しかし引っ越した年の夏。些細な喧嘩で彼女が少しの間帰ってこない時がありました。

 

その時、私が起こした行動=物に当たることでした。

苛立ちがピークに達した私は目の前にあった扇風機を蹴り飛ばしてました。

 

彼女は私の癖を重々理解してくれていたので、行動全てを一気に変えることは無理だと判断。

「壊れるものに当たるのはやめて。せめて家の外や、ベランダのコンクリートとか、絶対壊れないものに当たって。」と言われました。

 

私も彼女からのお願いを絶対守らなければ……と思いながら生きていたのを覚えています。

 

悪化の一途を辿った『物に当たる癖』

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彼女との約束は、簡単に破ってしまう結果になりました。

喧嘩をするたびに、苛立ちがピークに達する度に物に当たる癖が発動。

 

最初はベランダのコンクリートを殴っていたのに、徐々に室内に変わり、冷蔵庫には殴った跡が残り、壁には穴が空き、扉も大きな穴が空きました。多分これ以外にも傷がたくさんあります。

 

その度に彼女は失望する顔色を見せ、悲しそうな顔を見せていました。

 

それでも止められなかった私の怒りってなんだろう?って今、本気で疑う。

 

『物に当たる』から『人に当たる』へ

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物に当たっていたはずの私。

だけど最終的に人に当たるようになりました。一緒に住んでいた彼女です。完全にDVです。

 

一回は、突き飛ばした。二回目は、前蹴りをした。

 

わかりますか?

暴力を用いてストレス発散や何かの解消をしようとしている人。その結末は【人に暴力を行使する】です。

 

「物だから大丈夫」

「自分はそこまでいかないから大丈夫」

 

そうお考えの方もいるでしょう。私だってそう思っていましたから。

でもね、心を許せば許せるほどダメなんです。性根に根付いた”暴力”は、どんどん悪化します。まじで。

 

トリガーになった要因(2018.07.12追記

 

私が物から人に当たるようになってしまったトリガー要因を考察します。

あくまで自己分析による結果です。

 

私は「何があっても泣くな」という家訓の元、育てられてきました。親に怒られても、殴られても泣かないという鉄則でした。

 

しかし彼女は「辛かったら泣いても良いんだよ」と、私に涙=悲しいという感情表現を与えてくれました。それからというものの、口喧嘩で勝てなくなった時、私は泣くという選択肢を選べるようになりました。

 

さらに私は本当に本当に「ごめん」と思っている時ほど、「ごめん」という一言を言えない性格でした。それも彼女は十分分かっていて、顔色で「ごめん」と言いたいのは分かるものの、伝えることの大切さを教えてくれてました。

 

そして初めて彼女へ暴力に走ってしまった2017年夏頃。

この頃になると口喧嘩→勝てない→泣く=ギブアップというお決まりのルートでしたが、彼女の放った言葉に私はショックを受けます。

 

もう、泣くの、見飽きた

 

これは泣いても「ごめんね」の発言まで至らないこと、単純に泣いたら済む問題ではないということ、いろんな意味があったと思います。

 

それでも私にやっと泣くという感情表現が生まれたのに、それを全拒否されたように感じました。「彼女がいいよって言ってくれたのに……」と。

 

スンっと、どこかで感情が引いて行ったのを自分で感じました。

そこから徹底的に泣かないという選択肢を選び続けていた私はとうとう、

悲しいという感情=怒りという感情に代替えする、それがトリガーになりました。

 

よくよく考えてみると、この感情の代替えをよくやっていた傾向にありました。

 

親に対しても、母が鬱になって悲しい、父が浮気をして悲しい。

子どもなら本来この感情が正しいと思います。しかし、涙を流すことが許されなかったことから「悲しい」という感情をどう表現したら良いかわからないまま大人になった気がします。

 

いろんな問題に対してもそうです。

悲しいという場面で悲しいと言ってはならない、悲しいと思ってはいけないと、過度に意識してしまった結果、怒るとか機嫌を悪くする方法でしか私の感情を表せない人間になっていました。

 

 

絶対ダメだと分かっていても止まらない

暴力をしてしまう人の傾向なんて、専門書やググったりすればたくさん出てくることでしょう。その時点で”改善”を少しでも考えてるから偉いと思います。

この記事へたどり着いた方法がどうであれ、”改善”しようと考えただけ本当凄いこと。

 

私は一切ググりませんでしたから。爆

 

暴力、ダメ、絶対

 

そんなことはわかってんだよ。

肝心なのは、ご自身が納得できる説明を自分にしてあげることです。

私は誰になんて言われようとも納得できなかったんですよ。暴力がダメな理由が。

だからこそ、大切な人を失うまで気付かなかった。

 

こんなアホにならないために、まず怒りの原因と暴力がダメだと理解できない原因を追求しましょう。

 

怒りの原因追求:私の場合

原因①:負けた感覚

私は口喧嘩が弱いって思っています。あくまでも自分の中では、ですけど。

しかも姉妹が年の差14才だったから、口喧嘩なんてしたことないんですね。

 

そんな私は、口喧嘩=罵倒されている感覚に陥りやすい傾向にあります。

 

恋人同士のたわいもない喧嘩のはずなのに、私が否定されている感覚・罵倒されている感覚で、それに対してなんて答えたら良いのかもわからなくなって、口を閉ざしてしまいます。(もちろんできる限りの口論までは頑張りますが)

 

口で説明できない分、言われたことに対して言い返せない分、腸がどんどん煮えくり返ります。溜まって溜まって溜まって、その一方通行。

 

そうしていると「もう勝てない、これ以上話しても勝てない」という勝負感覚になっていき、そこで”負け”とところにたどり着きます。

 

負けん気が強い私はそこで怒りがピークに達していました。

 

原因②:圧倒的な自信のなさ

私は三回の転職をしてみたものの「これだ!」と思える職業に辿りつかず、在宅ワーク&兼業主婦というポジションで3年ほど過ごしていました。

 

彼女が大黒柱、彼女を生活的に支えるのが私の役目でした。

(これは彼女と話し合いを重ねた上、二人とも承知の上でこの形になっていました)

 

どこかで彼女に申し訳なさを感じていながらも、自分の与えられたものを頑張ろうとしていました。

 

しかし、自信とは自分で行動した結果でしか作れません。自分が納得した答えや形でなければ生み出せません。それをアシストしてくれる大切な人の言葉や勇気をもらうこともとても大切です。

 

私は料理も得意だし、マルチタスク得意派なので、主婦向きな性格だと思います。それでも主婦業を”自信”にできなかったのは、彼女への申し訳なさと自分の働くフィールドが見出せない不甲斐なさでした。

 

しっかり働きたい、やりがいのある仕事をしたい。意外とずっとそう思っていたんです。

 

自信がないというのは、余裕のなさに直結します。

心のスペースが少ないということは、怒りがピークに達するまでが速いことを意味していました。

 

原因③:認めてもらえてないような錯覚

自信のなさから直結する部分と、主婦という職業はパートナーあってこその仕事です。評価、褒めてくれる、認めてくれる、その全てがパートナーである旦那さんや奥さんに委ねられることになります。

 

私の場合、私なりに一生懸命家事をしていたり、お昼にパート先でアルバイトをして、フリーランスとして働きたくて隙間時間と寝る間を惜しんでブログとライター業をしていました。

 

この時、結構頑張ってたと思うんです。だからこそ、余裕のなさに拍車がかかりいっぱいいっぱいになって彼女の言葉が耳に届かなかったりしました。

 

逆に彼女がコタツでのんびりしている合間もずっとパソコンで仕事をしていたのに、喧嘩になった時「仕事しろよ?」と言われた時は黙ってられませんでした。

私、今、かなり頑張っている。無理もしてる。それなのに私の姿はあなたの”仕事”という枠から外れていたんだね」と。

 

こういうことはお互い様が重なってしまうもので、少しズレただけのはずがどんどん大きな溝になったんです。

 

私は彼女があっての自分という意識が強かったので、

彼女に認めてもらってない=生きている意味とは?頑張る意味とは?

となってしまいました。いわゆる自暴自棄ですね。

 

 

暴力がダメだと理解できなかった原因:私の場合

原因①:家族の愛情の確かめ方

私の家族は前途のように荒れています。それよりもっと前の話で言えば、手を上げた教育と怒りを表現する家族でした。

 

小さい頃、怒られる時は必ず殴られる。ギューされたとか、頭を撫でてもらったとか、抱っこしてもらったとか、そういう記憶より殴られた時の記憶の方が鮮明に残っているんです。

 

私が思春期に父とバトルした時も、娘とは思えないほどガチの本気バトルで殴る蹴る落とすなどやりたい放題。それでも翌日お互いに許せてしまう、そんな関係だったのです。

 

そういう両親に育てられた私は、怒りや愛情を暴力で表現する、それが根底に根付いているように思いました。

 

原因②:暴力現場を見ても何も思わない

自宅でも暴力現場をしょっちゅう目にする、幼少期に格闘技をやっていたので殴る蹴るに抵抗がない、荒れていた思春期だったので暴力現場をよく目撃していた、などなど。

 

私の周りには暴力なのか、愛なのか、判別がつかないレベルで大量にありました。

特に私は昔から男勝りな性格だったので、「大抵の喧嘩なら勝てる」「男相手でも勝負できる」などよくわからない自信がありました。

殴られることに抵抗はなく、そういう勝ち負けの勝負にも抵抗がない。 

 

だからこそ、痛くなければ良いだろう。骨が折れなければ良いだろう。死ななきゃ良いだろう。そんな風に解釈する自分がいました。

 

原因③:男性になりたいけど、なりたくない

私はFtX(体は女性、心は無性別)として生きています。

しかし小さい頃は男性に憧れたし、かっこよくなりたいと生きてきました。

 

男性としての力とは何か?

 

本来ならば産まれながらにして持ち合わせている男性力を、私は作らないと得られません。

 

「腕っ節が強ければ、女性を守ることができる」

 

そう憧れていたところもあります。その筆頭株が暴力だったんです。父への憧れ=父のよく見かけた行動=暴力だったので。

 

私が納得できた「暴力、ダメ、絶対」の理論

私が暴力を容認していたのは上記のような理由ですが、実際彼女に暴力を振るってしまった時も「壊れないし、痛くない」という点でしか考えてなかったのです。

 

そんな私が納得せざるを得ない理論がこちら。

 

 

【 彼女の気持ちになって 】

私がそんな存在(暴力を振るって良い相手)に落ちぶれてしまったという悲しさ

 

 

私が暴力を振るった相手は、私からプロポーズをした大切な彼女です。

彼女の立場になって考えてみた時、上記のように感じたんだと理解しました。(教えてくれた方には、とても感謝しています)

 

私は5年間、彼女に対して全く変わらない愛情を持っていたと自信があります。ただ色んな問題や壁、目標ができる度に、揺れる感情はあってにせよ、深く深く愛情を持っていたと言えます。

 

お互い一途だったはずの想いが、暴力という行為一つで揺らいでしまった

 

痛くなければ良い、壊れなければ良いではありません。

 

暴力とは今まで積み上げてきた自分自身を全て崩壊させる力を持っています。

付き合った5年間とは私の人生の1/6。その間に積み上げたものとは、彼女との愛情や信頼だけではありません。

プロポーズをきっかけにカミングアウトして了承してくれてた彼女の家族、付き合った当初から見守っててくれた彼女の親友たち、家族ぐるみでお付き合いさせて頂いてた彼女の幼馴染たち。

 

そのみんなに「良い人とめぐり逢ってよかった。**を任せたよー!」と言ってもらってた分、私がしてしまった暴力行為はとんでもない裏切り行為です。

 

更に言えば、私のこの本性を知っている友人はごく僅かです。

みんな口を揃えて「もぐたは優しいからね。とっても一途だからね」って言ってもらってました。

 

暴力にはこの全てを崩壊させる力があるのです。

 

相手が嫌がるのは、体の痛いではなく、心の痛いです。

 

「暴力、ダメ、絶対」を理解している人にとって、

暴力を受ける=見知らぬ人に道端でリンチされるのと変わらない。

 

【 暴力を振るう相手とは、どういう存在? 】

  • × 大切な人
  • ○ どうでもいい人

暴力を行使する相手とは、この区別=認識になる。

”誰にでも”暴力を振るう私の癖ですが、受け手にとってはそうではない。

私が「大切にしている」と言葉にしても、通じなかった理由はここの違いにあります。

 

 

彼女は私にとてもとても大切にしてもらっていた時間があったからこそ、私から暴力を受けた時、高いところからどん底へ落とされた気持ちだったと思います。 

 

二度とやらない自分へ

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彼女はこの二回がDVと呼ぶべきなのか?許して良いものか?治るものか?と散々悩んで考えてくれてたと思います。責めるようにではなく、さとすように飲み込みやすい言葉で私に伝えようとしてくれてました。はっきり覚えています。

 

しかし当時の私は彼女の言葉が全く耳に入らなかった。上記に記載した理由から、飲み込もうにも飲み込めなかったんです。

 

だから離れる選択肢しかなかった。彼女の悩みに悩んで絞り出した答えだったと思います。

 

彼女が伝えたかったこと、やっと理解し始めました。初めて暴力を振るってしまってから1年もかかりました。完治している自信がついた訳ではないので、完治を確信できるにはもっともっと時間がかかるかもしれません。下手したら一生の課題になるかもしれません。

 

それでも色んな原因を追求、納得できる理論を飲み込めたこと、別れてしまったけど大切にしたい存在のまま変わらない彼女。本当にありがとう。心を削って出してくれた答えにちゃんと応えたいって今まじで思います。

 

ここからリスタートしたい。私の中にしっかり芽生えた「暴力、ダメ、絶対」はもう二度とブレない。

 

しかしそうと言っても簡単なことではありません。三十路の大人が変わるには根気と努力が必要不可欠です。

 

完治する目標に向けてしっかり道筋を辿るためには、何が原因だったかを理解してなくてはなりません。

頭ごなしに「ダメなものは、ダメ」と言われて通じる位なら、きっと既にやめられているでしょう。それでは理解できない・改善できないのだから、しっかり原因を把握して一つ一つの問題を徐々に解決して行かなくてはなりません。

 

最近は何事でも過度に怒らないように注意しています。

怒っている状態では人の心を動かすことはできません。

怒りを一旦沈めること、相手が飲み込みやすい言葉で伝えようとすること、少し長い目で相手を見守ること。

沸点を越える怒りには早々巡り会わないので、少しづつではありますが出来ることから一歩一歩改善して行こうとしています。

 

さらに朗報ですが、自分に自信を付けられる”夢”が見つかりました。

”夢”を”目標”に変え、”目標”を達成し”自信”に変えられる。そこまで費やしても良いと思える”夢”が見つかりました。やっと自信を付けられるチャンスが、私にもやってきました。

 

本気になれば人は変われる。私はその証明でありたいと思います。

 

さいごに

読んでくださった皆さま、最後まで読んでくれて本当にありがとうございます。

 

今まで書いてきたブログの中で、一番書くのに勇気がいる内容でした。

しかし私みたいに治したくても治せなかった人、治したいのに方法がわからない人ってたくさんいるんじゃないかと思い、頑張って書いてみました。

 

 

人はただ時間を過ごすだけでは、変わりません。

課題が見えたとしても、考えただけでは変わりません。

 

私の今後の人生、暴力はいらない。だからこそ変わりたい欲求に真っ直ぐに向き合いたいと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございましたー!!

 

 

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